バイオマスバリューチェーン
構想について
BGICが実現を目指す、
バイオマスチェーン構想についての
ご紹介です。
けれどその森には今、
樹齢50年を越えて
CO₂を吸収しにくくなった
樹木が多数放置されています。
常温で環境負荷をかけずに液化する
画期的な新技術を駆使することで、
森の木を石油化学原料の代替として積極的に
利用しながら、
CO₂を吸収しやすく、
土壌の保水能力が高い健康な森を再生し、
産業資源を循環させて地域経済を活性化させる。
多くの社会課題を解決するための仮説
「バイオマスバリューチェーン」です。
農業や水産業の廃棄物から資源を
つくることもできるため、
地方の生活基盤に安定をもたらし、
土砂災害を引き起こしている原因となる
荒れた放置山林を、
経済を生む資源の森に変えていきます。
持続可能な循環型の産業生態系をつくる
この構想の実現には、
まだまだ多くの共感と技術共有による
共創が必要です。
ゴールイメージとそこまでのプロセス
日本の国土の約７割を占める森林を資源としたバイオマス原料を使い、一次産業、二次産業、三次産業が連携し、
製造から消費、資源の再活用までの新たなる循環の実現を目指しています。
共創アクションの例
現在は特に、「素材化する」「モノをつくる」というプロセスの研究を進めています。
以下の図で、現在、確立している技術、確立を目指して研究を進めている技術を一覧化しています。BGICでは、バイオマスを使った資源循環型社会の実現を目指し、バイオマスの素材研究・用途探索・製品開発・社会実装を、同じ志で一緒に進める仲間を広く求めています。
既に確立されている技術であり、
さらなる用途探索を行っているもの
確立を目指している技術であり、
さらに研究が必要なもの